国立大学法人愛知教育大学 臨床福祉心理コースのホームページです。

〒448-8542 愛知県刈谷市井ヶ谷町広沢1

卒業生紹介(平成25年度現在)

本学の卒業生は、多様な対人援助の分野で活躍しています。その一部をご紹介します。 
テーマ:信頼関係を大事に仕事しています!!

福岡 知晴さん(勤務先:精神科病院)

私は、精神科病院で臨床心理の仕事を行っています。今の「私の臨床」は、「全ての患者は治る力を持っていると信じることを前提とする」と考えています。私自身が「見る」「聞く」「感じ取る」という技術を高めて患者の持つ「治る力」を見つけ、それを患者に届く表現で「伝える」技術を高めることがとても大切であり、患者との信頼関係は欠かすことのできないものです。

大前 亜紗子さん(勤務先:スクールカウンセラー)

私は、本コース卒業後、大学院に進学し、臨床心理士資格を取得し、スクールカウンセラー、母子生活支援施設心理相談員、児童相談センター嘱託職員を兼務しながら、仕事を行っています。多職種に囲まれて仕事を行っており、心理を専門としない他の職の方々に、専門用語を使わずにいかにして分かってもらうかという点に苦労しますが、心理と福祉、そしてその他の専門職との連携の橋渡しを行っています。

中根 弘樹さん(勤務先:市役所)

市役所は、住民に最も身近な行政窓口です。相談したら市役所から直接サービスが受けられるようになった(経済的、物的、身体的)、相談したら助言をもらえた、適切な機関やサービスを紹介してくれた、(特に福祉分野においては)困った時に市役所へ行けば助けてくれる、といったように、住民との信頼関係がとても大事な仕事です。市役所のみで解決できない問題も多いため、地域内の適切な機関や人に橋渡しをすることも大事な役割です。
2013年11月16日に、臨床福祉心理コース25周年を記念し、臨床福祉心理学会を開催しました。現場で活躍する卒業生が集まり、臨床福祉心理学を深めました。

基調講演:原口芳明先生(本学名誉教授)基調講演:原口芳明先生(本学名誉教授)

実践報告:卒業生による現場での実践の報告実践報告:卒業生による現場での実践の報告